漏電遮断器の仕組みと種類

漏電遮断器は、漏電(地絡事故)が発生した場合、回路を遮断して保護する配線器具です。漏電による火災や感電事故を防ぐ目的で設置されます。

漏電遮断器の施設対象

  • 湿気、水気のある場所で電気機器を使用する場合。
  • 使用電圧が60Vを超える低圧の電気機器で金属製外箱のあるものを人が容易に触れるおそれがある場所に施設される回路。

動作の仕組み

漏電遮断器は検出部、増幅部、遮断機構で構成されています。負荷電流が流れているとき、漏電が発生していないときは検出部は異常を検知しません。ここで漏電が発生して地絡電流が流れると、漏電信号出力され検知されます。この電流を増幅して電磁装置を駆動し、遮断器部を開いて漏電を遮断します。

漏電遮断器の種類

保護要素による分類

  • 過電流素子なし漏電遮断器には漏電保護だけの機能を持ったもの。
  • 過電流素子付き漏電保護と過電流保護を併せ持ったもの。

感度による分類

高感度形 高速形 定感度電流で0.1秒以内に動作
時延形 定感度電流で0.1秒を超え、2秒以内に動作
反時限形 省略
中感度形 高速形 定感度電流で0.1秒以内に動作
時延形 定感度電流で0.1秒を超え、2秒以内に動作
低感度形 高速形 定感度電流で0.1秒を超え、2秒以内に動作
時延形 定感度電流で0.1秒を超え、2秒以内に動作

感電事故防止を主目的とする場合に設置される漏電遮断器は、高感度高速形を使用します。

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